最近行った展覧会の感想など。
おはようございます。asakunoです。
今年の下半期にいった展覧会の中で、印象に残っているものを思い出してみようかなと思います。
まず、
東山魁夷展。
これは、もう言葉にならないくらい感動しました。
図録も購入しましたが、やはり写真で見るのと実物で見るのは全く違う。
絵の前にたったときに、絵から膨大なエネルギーを感じます。
むせかえるような温度、湿度、風、空気の匂いが感じられるんです。
それでいて、狂気じみた静けさ。
本当に素晴らしかった。
唐招提寺の襖絵の立体展示も素晴らしかったです。
作品そのものも、展示手法も、両方とてもよくて、
相乗効果で最高の展覧会になっていたように思います。
ポストカードもたくさん購入してしまった!!
次に、
ルーベンス展。
ベルギーに行ったときに、教会の祭壇画に感動して以来、好きな画家でした。
宗教画のイメージだったんですが、肖像や神話モチーフの絵もたくさん描いています。
お気に入りは、ポストカードでも購入した神話題材のこの2点の絵。
ルーベンスは、肉体表現をする際に、ギリシャ彫刻を参考にしていたようで、
絵画と合わせて、参考となったギリシャ彫刻のレプリカも展示されているのがとても良かったです。
ポージングや筋肉の表現、そっくりのものが多かった。
人体を描くには彫刻を理解することが大事、との認識が当時はあったようですね。
(私も、彫刻家向けの美術解剖学の教科書を持っています。)
来年は、
フェルメール展、ムンク展など、今話題となっている展覧会はもちろん、
今までゆっくり見る機会のなかった各美術館の常設展も見てまわりたいですね。
ぐるっとパスを活用しなくては!!!
来年の美術館博物館レポートにご期待ください!!
ではでは!!