自己紹介的な③
ちょっとした生い立ちや、休職に至った経緯など。
高校生の頃から、研究者になりたいと漠然と思っていて、
大学入学後はその目標に向かって、いわゆる普通の学生らしからぬ、
授業→図書館→自宅 をぐるぐる回る、
真面目な学生をやっていました。
ところが、大学院生とちょっとゴタゴタしちゃって、
そのままエスカレーターで院進することが困難に…
慌てて、他大学の修士課程への進学に舵を切りました。
だけど、これがあんまり上手く行かなかった…
当時の私はまだ未熟で、世間も狭く、とても尖っていて、
自分が正しいと信じる方法しか受け入れる度量を持っていなかった。
(もちろんこれは、大学の恩師から教わった手法なのだけれど)
大学院、新しい先生も、同級生も、受け入れることが出来ませんでした。
そんなある日、実家に帰省していたところ、父親からド詰めに遭います。
(父親としては、心配してだったのだろうけど、)
「この先どうするのか。研究を続けるのか。働くのか。」
保守的すぎる父親に、居間で正座させられて詰問…
大学院という環境に馴染めず、研究に自信を失っていた私は、
ここで屈して、働くことを選択してしまいます。
(続く)