当世無職気質ー僻地ニート日誌ー

うつ病休職から退職、転職し、ヘロヘロになりながらもなんとか生きてるミドサーOL

自己紹介的な⑤ 国家公務員試験

自分語りの続きです。

 

さて、修士論文を1月になんとか提出、3月に研究会等々で修士論文の報告会の準備をしながら、公務員試験の勉強、スタートです。

 

試験は6月。私が目指していたのは、当時の国家2種試験。標準学習期間は半年〜1年くらいでしょうか。予備校に通われる方もいるみたいですね。

さて私、独学…常識的に考えて3月からスタートして6月受験って、ほぼ3ヶ月しかなく、しかも独学、科目の選択の仕方も、そもそも官庁の研究も全然しないままに勉強スタート。

今振り返ると、なんて馬鹿だったんだろう…って思うのですが、当時の私は、研究者という夢を諦めた挫折感に非常に落ち込んでいて、「仕方ないから、公務員試験」という自暴自棄なスタンスでした。

3月の修士論文の研究発表もけっこう緊張するものだったりして、結局、研究重視の価値観を捨て切れなかった私は、試験勉強よりも研究発表に時間を割いたりしていました。

4月に予備校が実施する直前模試、当然ながらD判定。

5月に、国2受験者が併願する地方上級試験、勉強不足のため受験出来ず。

 

3月半ばから1日10時間以上勉強、習得に時間のかかる、経済学2科目や民法はちょっとハードルが高いため、政治学等の暗記系科目に絞って勉強していきました。

効率を最重視しないと間に合わないので、基本のトレーニングでざっと内容を頭に入れたら、すぐに過去問に手をつけました。しかも、いきなり問題集に直接書き込んでいくスタイル。そして、それをひたすらに読む。

今でも書店に売ってると思うんですが、独学必勝法みたいな本があって、それに忠実に従って、効率だけを考えた勉強をしましたね。

インプット量はたぶん人生で一番多くて、詰め込み過ぎて眼を閉じれない(眼を閉じるとぐるぐる回る&文字がフラッシュバックする)とか、頭が疲れ過ぎて眠れないとか、しょっちゅうでした。

 

苦戦したのは、数的推理・判断推理といったテクニックが必要な問題。テクニックを覚えてスピードを上げていかなければならないのに、そんな時間はあまりない…

これらは、「誤りの選択肢」を見極めて、正答とアタリをつけて逆算する、みたいな裏道みたいなやり方でなんとかやり過ごしました。

 

国家公務員試験当日。

試験問題が配られます。その時点で、選択科目を決め切れていない私。

試験開始と同時に民法をパラパラとめくります。

(ちなみに、債権は間に合わなかったので諦めてました。総則・物権だけはなんとかいけるかなー??というレベルの完成度)

民法…ぱっとみ悩むorわからなさそうな問題が多い!!

そこで、英語の一般と上級の2科目をその場で選択することに切り替えました。

別に英語が得意なわけじゃなかったんですが(TOEIC受けたことないし)、長文読解は大学院入試でもそんなに嫌いじゃなかったから、いけると勝手に思ってました。

 

結果、合格。

成績は真ん中よりは後ろだったけど、ギリギリ、っていうレベルでもなかったです。

 

…とにかく合格すればokと思っていた私、なんて甘い認識だったんでしょうね。

合格順位や得点、官庁の採用担当者が見られるなんて、知りもしなかった。

 

そしてあっという間に訪れる官庁訪問

予備校で官庁訪問について情報をキャッチしているわけでもなく、自己流で興味のある局を調べている程度…

当然、志望動機も具体性に欠け、弱いものにならざるを得ません。

 

このあたりも、本当に認識が甘かったよね。。。

誰かに聞いたりすることもなく、家にこもって勉強するので精一杯…

馬鹿だったなぁと思います。

 

そもそも、官庁訪問出来レースって言う説もありますよね。

まあ、そんな気もするよね。

公務員試験の前年の、官庁説明会ですでに競争は始まっていて、グループディスカッション等々でほぼ誰を採用するか内定している…

あとは試験合格したら、また会いましょう〜〜という感じ。

 

私も修士1年のときに官庁説明会にはいくつか参加していましたが、

当時はまだ博士課程に進学するか悩んでいる最中だったので、

どこか他人事のように「ふーん」と聞いていた記憶があります。

まあ、それでも行っただけ、ここは無理、みたいな印象を得ることは出来ますね。

省庁によって雰囲気は全く違うからね。

 

ともあれ暑い中、汗をダラダラにかきながら、興味のある省庁を官庁訪問

 

面接で聞かれたこととは…

 

(続く)

 

なんだか自分語りがずいぶん具体的になってきちゃったなぁ〜