当世無職気質ー僻地ニート日誌ー

うつ病休職から退職、転職し、ヘロヘロになりながらもなんとか生きてるミドサーOL

うつ病について⑵

(続きです)

 

さて、中小企業を退職した後、2週間ほど体を休めて、再び転職活動にとりかかります。「退職した」という解放感で精神状態が良くなっているスキに動き出しました。

2回目の転職ということもあって、前回のときよりは少し気持ちに余裕があります。

エージェントも2社に登録、職務経歴書等を更新して提出、求人応募まではスムーズに進みます。

このときは転職市場も活発になってきたところだったので、書類選考通過もわりと多く、いきなり一週間がまるまる潰れるほど面接が入ります。(多いときは1日3件も)

これ、けっこう心身にキツかったです。

知らない会社に行って、知らない人と面接して、帰宅したら次の日の面接の準備して…。結構ハードで、オエっていいながら必死に活動していました。

そして、一番最初に出た内定のところに、結局、決めてしまいました。

気持ちに余裕がないから、どうしても最初のところに引っぱられてしまう。

 

今回よかったのは、内定日から初出社まで1ヶ月の猶予があったこと。

その間に心身をリフレッシュさせられたんですね。

久しぶりに一人旅に二泊三日で行ったりしていました。

 

そして、二社目の初出社日。

しょっぱなから想定外の出来事。採用数1名と聞いていたのに、実際は2人いたんです。しかも同年代の女性…。しかも面接で顔を合わせた記憶があって、苦手だな、と思っていた人。。。ショックでした。

 

ともあれ気を取り直して新しい環境での仕事スタート。

しかし、色々と予想外のことが起きます。

中途採用=即戦力だと思っていたのですが、人員に余裕があるなかでの増員(しかも2人…)だったらしく、日中、することが全く無い…。自習してて、と言われる。(何を担当するかもわからないのに)電話対応をしただけで、褒められる…

 

前職の中小企業とは全く異なる状況に戸惑いしか感じません。

それでもなんとか、3ヶ月過ごし、ようやく仕事がもらえるようになります。

その辺から出て来てしまった、人間関係の確執…

中途2名に対する教育体制で、不公平感があると、もう片方の子が上司に訴えます。

また私も、仕事の進め方について内心感じていた様々な疑問点をストレートに会議で伝えてしまいます。

色々なことが、タイミング悪く重なり、その結果、「社内いじめ」のような状況に。

しかも、3対1で…

 

結局、これがエスカレートした形になり、入社後半年で自席に座っているのが辛くなり、医務室にかけこんで泣いたり(保健師に話を聞いてもらっていました)、トイレに立てこもったりすることが増えました。

どうしようもなくなり、最後、精神科を受診。

ここは、保健師の勧めもあり、「認知行動療法」を行っているクリニックでした。

 

はじめて臨床心理士さんからのカウンセリングを受け、自分の生い立ちや現状を客観的に整理してもらって、少し落ち着きを取り戻します。

また、理由はわかりませんが、社内いじめも何故か収束の方向に…

 

とりあえずは、また元のように仕事が出来る感じになるかな。。。と思ってはいました。

 

 

(続く)